- 現在の仕事をしながら転職活動をするのは難しそう
- 転職活動を始めたいけど、どこに相談したらいいかわからない
- 転職活動がバレて、今の職場に居づらくなるのが怖い
在職中に転職を考えているものの、上記のような悩みを抱えていませんか?
在職中はハローワークを活用して転職活動を行えます。
元ハロワ職員<br>阿部本記事では、在職中にハローワークを利用した転職活動がばれる5つの原因を解説します。また、ばれないための注意点や転職活動の具体的な進め方、メリット・デメリットも詳しく紹介します。
リスクを最小限に抑えながら、転職活動を進めたい方は、ぜひご参考ください。
転職活動にお悩みなら、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのもおすすめです。ぜひ本記事を参考に、スムーズな転職を実現してください。

在職中にハローワークで転職活動はしたらばれる?
ハローワークは、求職者だけでなく在職中の方も利用できる公的な職業紹介機関です。就業中の方でも、ハローワークで転職活動は実施できます。
就業中にハローワークを利用するメリットは、転職活動の秘密が厳守されることです。ハローワークの職員は守秘義務を負っているため、あなたの転職活動が現在の職場にばれる心配はありません。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- 開庁時間に制限がある
- 一部のサービスは利用できない場合がある
- 現職への配慮が必要
上記の点を踏まえつつ、ハローワークを有効活用すると着実に転職活動が進められます。ただし、自身の行動や言動が原因でばれる可能性はあるため、注意しながら活動しましょう。
在職中のハローワークを利用した転職活動がばれる5つの原因
在職中のハローワークを利用した転職活動がばれる主な原因は以下の5つです。
- 会社の人・同僚への相談
- ハローワークや外出先での目視
- SNS投稿
- 現職と同じ業界・職種への転職
- 会社内での転職活動
自身の行動や発言、情報管理の甘さが思わぬ形で情報漏洩につながる可能性があります。転職活動中は細心の注意を払うことが求められるでしょう。
会社の人・同僚への相談
仲のよい同僚や信頼しているつもりの人に転職の話をすると、ほかの同僚や上司へ情報が漏れる可能性があります。愚痴や不満の延長線で転職活動の話をしてしまい、思わぬ形で広まる場合もあります。
転職先が決まっていない段階で知られると、職場内での立場が悪くなるリスクがあるでしょう。
そのため、安易な相談は避け、信頼できるごく少数の人のみに話すのがおすすめです。
ハローワークや外出先での目視
ハローワークに通っている場面を会社の人に目撃されるケースがあります。
退勤時や外回り中にばったり上司に遭遇するなど、偶然の目撃でばれることもあるでしょう。面接の日程調整のために早退や午前休など、不自然な休み方をすると疑われやすくなります。
また、車内や職場に求人情報誌を置きっぱなしにして、同僚に見つかるケースもあります。職場で履歴書や求人関連の書類を見られてしまうことも、ばれる原因の1つです。不自然な行動は控え、書類を会社に持ち込まないように管理しましょう。
SNS投稿
ハローワークに行ったり面接を受けたりしたことをSNSに投稿すると、同僚や上司の目に触れてばれる可能性があります。
匿名アカウントでも、投稿内容から本人が特定される危険性はあるでしょう。Facebookなど実名制SNSだけでなく、TwitterやInstagramでも軽率な投稿は避けるべきです。アカウントを特定されていなくても、友人のリツイートなどから間接的にばれることもあります。
SNSでの発言には常に注意を払い、転職に関する投稿は控えましょう。
現職と同じ業界・職種への転職
同じ業界内では企業間の人脈やつながりが強いため、情報が流出する可能性があります。
転職先企業の採用担当と現職社員が知り合いである場合、情報が漏れるかもしれません。ハローワーク経由で応募した場合でも、業界内の関係者を通じて情報が伝わるリスクがあります。
同業界への転職では、人脈を通じた情報流出に注意しましょう。
会社内での転職活動
社内のパソコンやスマートフォンでハローワークや転職サイトを閲覧しているところを見られる場合があります。
転職関連のメールを会社のアドレスで受信してしまうと、上司にばれる危険性が高いです。仕事の合間に面接のやりとりを行うと、社内で話が広まってしまうかもしれません。有給取得や外出の頻度が不自然になると、転職活動を疑われる要因になります。
会社内では転職活動に関するアクセスや行動を避け、私的な環境で行うことが大切です。
【調査レポート】在職中にハローワークに行ったことは会社にバレましたか?
転職活動を始めるとき、多くの人が不安に感じるのが「在職中にハローワークを使っても、会社にバレないか?」という点です。
そこで今回は、実際にハローワークを利用した経験がある412人にアンケートを実施し、その実態を調査しました。
在職中にハローワークに行ったことは会社にバレましたか?(n = 412)
ハローワークで転職活動をした方のアンケート結果
- バレた:51人(12.4%)
- バレなかった:315人(76.5%)
- わからない:46人(11.1%)
注目のポイント
私自身も在職中に転職活動をした経験がありますが、求人を見ているだけでも「会社にバレないか?」という不安が常に頭にありました。
今回のアンケート結果を見ると、ハローワークでの転職活動が実際に「バレた」と回答したのは全体の約12%と、ごく一部にとどまる結果に。
多くの方が会社に知られることなくハローワークで転職活動を進めていることがわかります。
一方で、見られた・話してしまった・ネット経由で発覚したなどの「うっかりバレた」ケースもあるため、会社の同僚などにも話さずに慎重に行動する必要があります。
バレた理由の内訳(n = 51)
ハローワークで転職がバレてしまった理由は?
- 同僚や上司に見られた:15人(29.4%)
- 履歴書などで発覚した:9人(17.6%)
- SNSでの発言や投稿:7人(13.7%)
- 会社の人への相談:6人(11.7%)
- 転職サイトでの情報公開:5人(9.8%)
- ※リファレンスチェックで発覚:4人(7.8%)
- ハローワークから会社へ連絡があった:3人(5.2%)
- その他:2人(4.0%)
※リファレンスチェックとは企業が中途採用などの選考時に、応募者の過去の勤務先や上司・同僚などに対して、仕事ぶりや人柄、実績などを確認する調査のことです。
リファレンスチェックやハローワークから会社へ連絡があってバレるケースは稀となります。
人事の方やハローワークの職員さんの対応ミスが原因と考えられます。
バレないために気をつけたこと
自由回答よりとても参考になる回答を抜粋をしております。
ハローワークでの転職活動時に気を付けたこと
- スーツではなく私服で訪問。周囲に“就活中感”を出さない工夫をした
- 土曜の開庁日に行ったり、有休取得を自然な理由にしていた
- 事前に“在職中なので会社には連絡しないでほしい”とハローワークで念押し
バレずに済んだポイント
自由回答より参考になる回答を抜粋させていただきました。
バレずに済んだ方のポイント!
- 勤務地とは離れた地域のハローワークを利用した
- 朝一番の時間帯を狙って混雑を避けた
- “転職活動です”と明確に伝え、失業ではないことを強調した
今回のアンケートで分かったことは、在職中でもしっかりとバレるケースに対して準備をしていれば、ハローワークを活用してもバレる可能性は低いことが今回の調査でわかりました。
不安な方は、服装・場所・時間帯・言動(誰にどんな内容の話をするのか)すべてに慎重に対応することで、リスクを最小限に抑えられます。
元ハロワ職員<br>阿部ハローワークから連絡をすることはないため、基本的にはバレることはありません。
しかし、職場が遠くにある場合などに使用するや仲の良い職場の同僚以外には話さないことは大事です!
在職中にハローワークを利用した転職活動がばれないための3つの注意点
在職中にハローワークを利用した転職活動がばれないための注意点は以下の3つです。
- 転職がばれるような行動は控える
- 転職サイト利用時にはスカウト機能に注意する
- 面接のスケジュール調整を工夫する
ハローワークの利用方法や情報管理、面接スケジュールの調整など、転職活動のあらゆる場面で慎重な行動が求められます。それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
転職がばれるような行動は控える
ハローワークに通うのではなく、インターネットサービスやオンライン相談を活用するのがおすすめです。
職場では普段通りに振る舞い、急な早退や新しいバッグの持参など、不自然な行動は控えましょう。
SNS投稿は控え、完全に匿名のアカウントでも発言には注意を払う必要があります。信頼できるごく少数の人のみに話すのが理想的ですが、基本的には誰にも話さないのが安全でしょう。
また、履歴書や職務経歴書などの書類は自宅で管理し、会社に持ち込まないようにするのがおすすめです。
日ごろの言動に気をつけ、転職活動を察知されないよう心がけましょう。
転職サイト利用時にはスカウト機能に注意する
転職サイトを利用する際は、スカウト機能で「現在の勤務先名」などの詳細情報が公開になっていないかを確認しましょう。
現職の同僚や上司にプロフィールが見られないよう、ブロック設定を活用するのもおすすめです。また、氏名や電話番号などの特定される情報は、非公開にしておくことが重要です。
転職サイトの設定を適切に行い、情報漏洩のリスクを最小限に抑えましょう。
面接のスケジュール調整を工夫する
面接を受ける時は、できるだけ土日や平日の有休を利用するのがおすすめです。
早退や遅刻を繰り返さないよう、面接回数を最小限に抑える工夫をしましょう。転職エージェントを活用し、面接日程の調整を代理で行ってもらうことで、時間的な負担を軽減できます。
不自然な休みを取らずに面接に臨めるよう、スケジュール調整するのが大切です。
ハローワークを在職中の転職活動で使うメリット
在職中の転職活動でハローワークを利用するメリットをご紹介します。
転職活動でハローワークを利用するメリット
- 在職者向けの職業訓練が受けられる
- 転職活動の秘密が厳守される
それぞれ詳しく見ていきます。
在職者向けの職業訓練が受けられる
ハローワークの職業訓練は、在職中の方も受け付けており、以下のメリットがあります。
- 現在の仕事に関連する新しいスキルや知識を習得できる
- 将来のキャリアアップにつながる技能を身につけられる
- 異なる分野の知識やスキルを学べる
職業訓練をしっかり受けることで、転職後のキャリアに必要なスキルが事前に身につけられ、よりよい条件での転職活動が期待できます。
転職活動の秘密が厳守される
ハローワークの職員は、公務員として守秘義務を負っています。
個人情報の保護に関する法律や雇用保険法などの法律により、利用者の個人情報や転職活動に関する情報を厳重に管理し、外部に漏らすことが禁じられています。
転職活動は個人の重要な意思決定に関わるため、プライバシーの保護が極めて重要です。
ハローワークで転職活動を行えば、現在の職場に知られることなく、安心して転職活動が進められます。
あなたの転職活動の記録が外部に漏れる心配もありません。
ハローワークを在職中の転職活動で使うデメリット
在職中にハローワークを利用する際のデメリットとして、開庁時間の制限があります。
ハローワークは主に平日の日中が開庁時間のため、現職で勤めている人からすると利用しづらい面があります。
特に、以下の点に注意が必要です。
- 運営時間は主に平日日中で、仕事がある人は利用が難しい
- 土日祝日は閉庁していることが多く、時間の調整が必要
- 夜間開庁をしている施設もあるが、数が限られている
上記の制限により、現職で勤めている方でもハローワークを活用するために、休暇を取得したり、仕事後に急いで訪れる必要があります。
ただし、後述するように、インターネットサービスの活用や効率的な時間の使い方ができれば、デメリットの軽減は可能です。
在職中にハローワークで転職活動(求職活動)する方法【3STEP】
在職中にハローワークを活用して転職活動する方法を詳しく解説します。
ハローワークを活用して転職活動する方法
- ハローワークに登録する
- 利用可能なサービスを活用する
- 転職相談を受ける
それぞれ詳しく見ていきます。
①ハローワークに登録する
ハローワークで転職活動するにはハローワークに登録する必要があります。
在職中の場合は、以下の手順に沿って登録できます。
- インターネットを利用して、ハローワークのWebサイトから仮登録を行う
- スマートフォンやパソコンから簡単にアクセスできる
- 仮登録が完了すると、番号が通知されるのでメモしておく
仮登録後、本登録に移ります。本登録には身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)が必要です。
在職中の方は、「求職活動中」ではなく「在職中」として登録されると、在職者向けのサービスが使えます。
ハローワークに初めて行くのが怖いと感じる方は多いようです。
ハローワークに初めて行くのが怖い理由や対処法、実際の利用者の感想は、次の記事で紹介しています。ハローワークの雰囲気や利用方法が理解できるので、ぜひチェックしてみてください。
ハローワークに抵抗がある方も、事前の情報収集と心構えで不安を解消できるでしょう。

②利用可能なサービスを活用する
ハローワークに登録したら、以下のサービスを活用できます。
- 求人情報の閲覧
- 職業相談
- 職業訓練の相談
- 応募書類や面接対策のサポート
ハローワークのパソコンやスマートフォンで、豊富な求人情報を検索できます。
在宅ワークの求人など、現在の仕事と両立しやすい求人も見つかるかもしれません。
また、経験豊富な職員に、キャリアプランや転職の悩み、スキルアップのための職業訓練に関する相談が可能です。
在職中ならではの転職指導や、在職者向けの短期講座などを受けられます。
さらに、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での自己アピールの仕方などのアドバイスが受けられます。
利用可能なサービスを効果的に活用すると、スムーズに転職活動が行えます。
③転職相談を受ける
ハローワークの職員に転職相談を行うと、より具体的な転職活動のサポートを受けられます。
主に以下のサポートが受けられます。
- 希望に沿った求人を探す
- キャリアプランのアドバイスを受ける
あなたのスキルや経験、希望する条件に合った求人を一緒に探します。
職員の経験に基づいたアドバイスも受けられ、見落としていた好条件の求人が見つかるかもしれません。
また、長期的なキャリアプランの相談もできます。
今の職業からどのようなキャリアパスがあるか、転職後のキャリアアップの可能性など専門的な視点からアドバイスをもらえます。
なお、転職・退職で失業保険関係のサポートを受けたい方は、専門のサポート窓口をご利用ください。
在職中にハローワークを利用して転職活動を成功させるための2つのポイント
在職中にハローワークを利用して転職活動を成功させるためのポイントを解説します。
ハローワークで転職活動を成功させるためのポイント
- 終業後や有給を使う
- 現職への配慮を忘れない
それぞれを詳しく見ていきます。
終業後や有給を使う
在職中の転職活動では、時間の効率的な使い方が重要です。
以下のポイントを押さえましょう。
- 仕事後や休日を活用して転職活動を行う
- 平日夜間や土日に開庁しているハローワーク施設を探す
- 有給休暇を戦略的に使用する
平日の夜や週末を利用して、求人情報を調べたり、応募書類の作成を行ってください。
一部のハローワークでは、平日夜間や土日も開庁しています。
あらかじめ近くのハローワークが開く時間をチェックし、利用しやすい時間帯に訪れましょう。
面接や職業訓練の受講など、どうしても平日の日中に時間が必要な場合は、有給休暇を利用してください。
ただし、頻繁に休暇を取得すると、現職場に疑念を抱かれる可能性があるので注意が必要です。
現職への配慮を忘れない
在職中の転職活動では、現在の職場への配慮も重要です。
以下の点に注意しましょう。
- SNSの更新には注意を払う
- 面接時の服装に気をつける
- 現職の業務に支障をきたさないよう注意する
SNSに転職活動に関する投稿や、現在の仕事に不満を漏らすような投稿は控えましょう。
SNSは意外と広く見られているので、慎重な対応が必要です。
また、スーツ姿で出社すると、転職活動がばれる可能性があります。
可能な限り、面接前後に着替えるなどの工夫をしましょう。
さらに、転職活動に熱中するあまり、現在の仕事がおろそかになると評価を下げてしまう可能性があります。
現職でも高い評価の維持が、転職成功の近道となります。
在職中にハローワークを利用する際によくある質問
在職中のハローワーク利用についてのよくある質問・回答をご紹介します。
- 在職中にハローワークを使うと求人への応募は制限されますか?
-
在職中のハローワーク利用の求人応募には、いくつかの制限があります。
- 一部の求人は退職時期が明確でないと応募できないことがある
- ハローワークの紹介状を必要とする求人は応募不可
- 基本的な求人情報の閲覧や職業相談などは利用可能
正社員の求人では、入社可能時期が明確でないと応募を断られることがあります。
また、現職でお勤めの方の紹介状発行ができない可能性があり、紹介状を必要とする求人には応募できないこともあるため注意してください。
求人情報の閲覧や職業相談などは制限なく利用できます。サービスを活用しながら転職の準備を進められます。
- 在職中にハローワークで転職相談(面接対策)はできますか?
-
ハローワークでは、在職中でも転職相談や面接対策のサポートが受けられます。
また、以下のサポートを利用できます。
- 想定される質問への回答準備
- 入退室のマナー指導
- 逆質問の準備
よくある面接質問と面接対策に関して、専門家からアドバイスを受けられます。
特に、「なぜ転職を考えているのか」と聞かれた場合に対し、在職中ならではの質問への回答が作れます。
また、面接時の第一印象を良くするための入退室マナーに関して実践的な指導を受けられるのもメリットです。
さらに、面接官へ質問できれば積極性をアピールできます。 ハローワークの職員と相談しながら、効果的な質問が用意できます。
- 在職中にハローワークで紹介状はもらえないですか?
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在職中にハローワークで紹介状をもらうことは基本的に難しいです。
理由は以下のとおりです。
- 現在の職場を退職する確実性が低いため
- 求人企業側の要望
ハローワークは、確実に求職活動を行う方には紹介状を発行します。在職中の場合、実際に退職するかどうかが不確定なため、紹介状を発行してもらえないこともあります。
また、多くの企業が、すぐに就業可能な方を求めています。在職中だと、すぐの就業が難しい可能性が高く、紹介状の発行が控えられる傾向です。
ただし、具体的な退職日が決まっており、現在の会社から離職票をもらえる見込みがある場合は、在職中の方でも紹介状を発行してもらえるパターンもあります。
在職中の紹介状に関して、ハローワークの職員に具体的な状況を説明し、相談してみるとよいでしょう。
- 在職中にハローワークで職業訓練できますか?
-
在職中でもハローワークを通じて職業訓練を受けることができます。
以下3つの選択肢があります。
- 在職者向けの職業訓練プログラム
- 求職者支援訓練
- 公共職業訓練
在職者向けの職業訓練プログラムは、土日や夜間に開催される短期の講座があります。例えば、ITスキルアップのための講座や、ビジネススキル向上のためのセミナーなどです。
また、一定の条件を満たせば、就業中でも求職者支援訓練が受けられます。注意点として、平日の昼間に行われることが多いため、現在の仕事との両立が必要です。
公共職業訓練は主に離職者向けですが、在職中でも条件次第で受講できる場合があります。スキルアップや資格取得に役立つ プログラムが用意されています。
ただし、訓練の種類や受講条件は変更される可能性があるため、新しい情報はハローワークでチェックしましょう。
- 仕事を辞める前にハローワークで相談できますか?
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ハローワークでは、退職前の相談が可能で、以下のサービスも使えます。
- 求人情報の閲覧
- 職業相談
- 応募書類の作成支援
現職を退職する前に、希望する職種や業界の求人情報が確認できるため、転職市場の現状を把握して自分の市場価値の見極めが可能です。
また、キャリアの相談や適切な職業選択のアドバイスを受けられます。経験豊富な相談員が、 あなたのスキルや経験を踏まえ、今後のキャリアプランを考えてくれます。
さらに、履歴書や職務経歴書の書き方のサポートが受けられます。退職前に書類をすべて用意しておくことで、仕事を辞めたあともスムーズに転職活動をスタートできます。
- ハローワークでのパソコン検索は求職活動になりますか?
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ハローワークでのパソコン検索だけでは、通常求職活動の実績としてカウントされません。
以下のステップを踏むことで、実績が認められやすくなります。
- パソコンで求人の検索後、その求人について職員と職業相談を行う
- 検索した求人に対して、職員から紹介状をもらって応募する
- パソコン検索の後、窓口で職業相談を受ける
- 検索した求人情報を基に、ハローワーク主催のセミナーや講習に参加する
単なる検索だけでなく、具体的な求人に関して相談すれば「より深い転職活動をしている」と認めてもらいやすくなります。
また、検索結果を元にした、キャリアプランや転職の方向性の相談や求人情報に関連したセミナーや講習に参加することも、転職活動中の求職者として認めてもらえるでしょう。
ただし、在職中の場合は、求職活動の実績を積む必要性が低いため、自身のペースで活動するようにしましょう。
転職活動にお悩みなら「転職×退職のサポート窓口」にご相談ください!
在職中にハローワークを利用した転職活動がばれるのは、自分から話したり社内でやり取りしたりするのが原因です。
在職中に転職活動をしていることを会社に知られたくない方は、転職していることを周りの人に話さないようにしましょう。また、面接のやり取りや書類作成は、自宅で行うのがおすすめです。
なお、今すぐ退職や転職を詳しく知りたい方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
- 転職・退職後に経済的な不安がある
- 失業保険がもらえるか不安
- 今の会社に不満があるものの退職に踏み切れない
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみるとよいでしょう。





