失業保険を受け取ろうと考えている方で、以下のようなお悩みはありませんか?
「失業給付を受けるには就職活動の記録が必要だけれど、やり方がよく分からない」
「自宅にいながらでも手軽に取り組める方法ってないのかな?」
元ハロワ職員<br>阿部本記事では、在宅でもできる活動実績の具体例や、申告時に気をつけたいポイントを詳しく紹介します。
本記事を読めば、自宅にいながらでも取り組める就職活動の方法や注意すべき点を知り、雇用保険の手続きを適切に進めるための行動が明確になります。
就職先を探しつつ、雇用保険の給付を受けたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、求職や転職にお困りの方は「ゼロワンキャリア」に相談するのがおすすめです。
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求職活動のふりをして失業保険はもらえる!

結論、求職活動のふりをしても、雇用保険の給付が受けとれます。ふりとはいっても何もしていないのに求職活動をしたと報告してはいけませんが、実際に下記の求職活動実績に該当することをしていれば意欲が低い求職活動でも実績であるため失業保険の受給ができてしまいます。
求職活動のふりにも種類がある
①「活動をしていないのに、したことにすること」
これは不正であり、絶対にやってはいけません。
②「実際には求職相談や求人へ応募をしているけれど、本気で就職する気持ちはあまりない状態」
この場合でも、制度上は求職活動としてカウントされるのが現実です。
ハローワークが本人の意思を直接測ることはできないため、活動をしていれば実績と認められてしまいます。
ただし、制度本来の目的は「再就職につなげること」です。形だけの活動を繰り返すよりも、自分に合った仕事探しやスキルアップに時間を使った方が、結果的に自分の将来のためになります。
求職活動実績について
給付を受けるには、認定期間ごと(認定日まで)に2回以上の就職活動の記録が必要です。
「活動実績」として認められる行動には、以下の通りです。
- 求人サイトや企業へのエントリー
- 公的機関での就職に関する相談や面談
- 就職支援を目的としたセミナーや講座への参加
- 再就職を目指して行う国家資格・検定試験の受験
- 職業紹介事業者に就職に関する相談や面談
気になる求人を見つけてオンラインで応募したり、ハローワークで求人内容に関して職員に確認したりすると、活動実績として認められます。一般事務職を目指してExcelやWordに関する資格取得や、再就職に向けた行動も対象です。
就職活動と聞くと、応募や面接が必要だと感じるかもしれませんが、実際には相談だけでも対象になります。
無理に急いで仕事を決めようとすると、かえってミスマッチにつながることもあるため、まずは実績を作って給付を受け、じっくりと転職先を考える流れが安心です。
ゼロワンキャリアは、厚生労働省の認可を受けた職業紹介事業者です。
そのため、当社でのキャリア相談は公式に「求職活動実績」として認められます。
ご自宅にいながらオンラインで相談可能!
経験豊富なキャリアアドバイザーが、一人ひとりの強みや希望に合わせたサポートを行いますので、安心してご利用ください。
そもそも失業保険とは失業した人が受け取れる手当

ここでは、失業給付を受け取れる条件を2つ紹介します。
- 一定期間雇用保険に加入する必要がある
- 努力をしても就職できない状態の方は受給対象外
失業給付の仕組みがわかりにくいと感じている方は、以下の解説を参考に、基本的なポイントを把握しておきましょう。
一定期間雇用保険に加入する必要がある
雇用保険の給付を受けるには、あらかじめ一定期間の加入実績が求められます。退職日より前の2年間で、通算して12ヵ月以上保険に加入していたことが条件です。
期間に満たない場合は原則として対象外です。ただ、倒産や解雇など会社都合の退職や、やむを得ない事情による自己都合退職などに該当する場合は、6ヵ月以上の加入でも給付を受けられる可能性があります。
失業保険の基本手当以外にも受け取れるお金に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

就職したくても就職できない状態の方は受給対象外
失業保険を受ける1つの条件として、失業状態が挙げられます。就職しようとする意思と能力があるにも関わらず、本雇用保険の給付を受けるには、「失業している状態」であることが前提です。働く意欲と能力がありながらも、本人やハローワークが就職に向けて取り組んでも就労にいたっていない状況を指します。
以下のようなケースに該当する場合は、就業の意思や準備が整っていないとみなされ、給付の対象外となることがあります。
- 病気や怪我で働くことが難しい
- 出産や子育てで就職が当分できない
- 定年を迎えた後、しばらく休みたいと考えている
また、働く意思やスキルがあっても、就職活動自体を行っていない場合は「失業状態」とは認められず、給付を受けとれません。
失業保険と傷病手当金の違いや注意点に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

求職活動のふりをして失業保険をもらうときの3つの注意点

求職活動のふりをして失業保険をもらうときの注意点は、以下の3つです。
- 求職活動をしたふりは不正受給に該当する
- ふりであっても求職活動を実際に行えば手当を受け取れる
- 応募した求人の選考辞退を避ける
上記の点に気をつけると、失業保険を適正に受給できるでしょう。
求職活動をしたふりは不正受給に該当する
求職活動をしたふり(求職活動を行っていないのにしことにして報告すること)は、不正受給に該当します。前提として、求職活動をしたふりができるのは、すでに求職活動の実績がある方のみです。
不正受給は、虚偽申告に該当し、失業保険は全額返還で権利も失うため、虚偽の申告は絶対にやめましょう。
失業保険の不正受給がばれた場合の罰則や対処法に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

不正受給をした場合は罰則が課される
先述した通り、不正受給をした場合は罰則が課されます。不正受給がバレると、当然、発覚した日以降の失業保険は支給されません。そして今までの失業保険の返還、そして支給された最大2倍の金額を納付をする必要があります。
虚偽の申告で失業保険を受けるのは、デメリットしかないため絶対に辞めましょう。
ふりであっても求職活動を実際に行えば問題ない
すでに一定の活動実績がある場合、その後の就職活動がやや形式的なものであっても、給付の対象とみなされます。更に、ハローワークでは、本人の意思を直接測ることはできないため「就職する意欲がある」と判断されます。
一方で、活動実績がない状態で、あたかも取り組んだかのように申告するのは虚偽とみなされ、不正とされるおそれがあるため注意が必要です。
今すぐ就職する予定がない方でも、まずは正規の手順で求職活動を行い、実績をつくりましょう。給付を受けながらじっくり転職先を検討する流れも現実的な選択肢のひとつです。
応募した求人の選考辞退を避ける
求職活動を進める中で、一度応募した求人の選考を途中で辞退するのは、避けたほうがよいでしょう。辞退が続くと、企業やハローワークに対して不信感を与え、担当者との関係性に影響が出ることもあります。
活動の姿勢に疑念を持たれた場合、これまでの実績が認められなくなる可能性もあるため注意が必要です。
やむを得ない理由がある場合は、選考を辞退する前に、ハローワークや応募先企業へきちんと連絡し、事情を丁寧に伝えることが求められます。
失業保険をもらうためにすぐにできる求職活動の5つの作り方

こ失業保険をもらうためにすぐにできる求職活動の作り方は、以下の4つです。
- 転職サイトから求人の応募
- ハローワークでの就職相談
- 転職・就活セミナーへの参加
- 資格試験の受験
- 届出・許可のある職業紹介事業者に就職に関する相談や面談
上記の方法を活用すれば、手軽に求職活動実績を積み重ねられます。
転職サイトから求人の応募
転職サイトを活用して求人に応募するのは、就職活動の実績として認められます。オンラインで手続きが完了するため、自宅からでも手軽に実績を積むことが可能です。
失業認定申告書には選考中と記載すれば問題なくカウントされます。認定日の前日でも対応できるため、時間がないときにも便利です。
一度プロフィールや履歴書を作成しておけば、複数の企業にスムーズにエントリーできるのもメリットになります。最近では、転職サイト経由の応募が一般的になっており、実際の転職活動にもつなげやすい方法です。
ハローワークでの就職相談
ハローワークでの就職相談も、求職活動に該当します。ハローワークに足を運ぶため時間はかかるものの、実際は数分程度です。
はじめにハローワークのパソコンで求人票を確認して、職員に応募状況を確認したいと伝えるだけです。実際に応募しなくとも、求職活動実績としてカウントされます。
ただし、求人によっては応募しなければならない雰囲気になる可能性があります。とくに電話しないとわからない質問をした場合は、注意が必要です。すぐに実績をしたい場合は、簡単に答えられる質問を用意しておくのが無難です。

転職・就活セミナーへの参加
ハローワークでの相談対応も、就職活動の実績として認められます。来所の手間はありますが、相談自体は短時間で終わるケースがほとんどです。
まずは設置された検索用パソコンで求人情報を確認し、内容に関して職員に問い合わせるだけでも実績としてカウントされるため、必ずしも求人に応募する必要はありません。
ただし、質問の内容によっては応募を促されることもあるため注意が必要です。企業に連絡しないとわからないような詳細な質問をすると、応募の流れになりやすい傾向があります。
できるだけ手早く相談実績を作りたい場合は、シンプルに答えられる内容をあらかじめ用意しておくとスムーズです。
ハローワークに初めて行くのが不安な方は、以下の記事を参考にしてください。

資格試験の受験
国家資格や各種検定を受けると、結果に関わらず求職活動の一環として認められるケースがあります。宅建士や介護福祉士のように仕事に活かしやすい資格は、求職活動として認められる可能性が高くなります。
一方で、趣味的な内容や業務に直接関係のない資格の場合は、実績とみなされないこともあるため注意が必要です。試験は実施日があらかじめ決まっているため、スケジュールを意識して受験計画を立てましょう。
失業保険をもらうメリットとデメリット

ここでは、失業保険をもらうメリットとデメリットを紹介します。
それぞれを理解しておくと、給付を受けるかどうか判断しやすくなります。
失業保険をもらうメリット
失業中に給付を受けられるメリットは、以下の通りです。
- 無収入の状態を避けられる
- 落ち着いて転職活動に取り組める
支給される金額は、これまでの給与の一定割合となりますが、最低でも90日間は手当が支給される仕組みになっています。
働いていない期間に収入がゼロになることを防げるうえ、生活への不安がやわらぐことで、焦らずに次の仕事を探す余裕が生まれます。経済面と精神面の両方をサポートしてくれる点は、雇用保険の給付制度ならではの強みです。
失業保険をもらうデメリット
失業保険をもらうデメリットは、以下の通りです。
- 失業手当を受けると雇用期間の加入期間が1からになる
- 職歴に空白期間ができる
失業手当を受け取ると、過去の雇用保険の加入期間は一度リセットされるため、次に離職した際の受給条件に影響する可能性があります。
今後の働き方や生活状況をふまえて、給付を受けるかどうかを検討するのが安心です。次の仕事がすぐに見つかりそうだったり、手元の資金でしばらく生活できたりする場合は、受給を見送る選択肢もあります。
また、手当を受けている期間中は就業から離れる時間が長くなるため、転職活動への意欲が低下する人もいるでしょう。空白期間が長くなると、職種や年齢によっては再就職が不利になる可能性もあるため、状況に応じた判断が求められます。
失業保険の受給回数の上限や雇用保険の加入期間に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

失業保険の求職実績と認められない5つのケース
失業保険の求職実績と認められないケースは、主に以下の5つが挙げられます。
- 転職サイトで求人を検索・閲覧した
- 転職サイトに会員登録した
- ハローワークで求人閲覧のみ行った
- 求人募集中の企業に問い合わせのみ行った
- 知人や友人に仕事を紹介してもらった
上記のケースは、求職活動実績として不十分とみなされるため、失業保険の受給には認められません。
転職サイトで求人を検索・閲覧した
インターネットで求人情報を探したり閲覧したりしただけでは、求職活動の実績としては認められません。誰でも手軽にできる行為であるため、実際に就職を目指して行動しているとはみなされにくいためです。
活動実績として認められるには、求人を確認するだけでなく、実際に応募まで行うことが必要です。応募すると、就職の意思が具体的な行動として示されるため、ようやく実績としてカウントされます。
求人を探すことは第一歩として大切ですが、応募まで進めることが求められます。
転職サイトに会員登録した
転職サイトやエージェントに登録しただけでは、求職活動の実績としては認められません。検索や閲覧と同様に、登録だけであれば就職の意思が明確でなくてもできてしまうためです。
実績として扱われるには、求人への応募やセミナー・説明会への参加など、実際の行動をともなう必要があります。会員登録はあくまで準備段階であり、求職活動とはみなされません。
求人に応募したり、イベントに参加したりするなど、積極的な行動を取ることが求められます。
ハローワークで求人閲覧のみ行った
ハローワークの検索用パソコンで求人情報を確認しただけでは、求職活動の実績としては認められません。来所せずに電話で相談した場合も、実績として扱われない点に注意が必要です。
ハローワークで実績としてカウントされるには、実際に訪問したうえで職員への相談や、就職支援セミナーへの参加が求められます。求人を眺めるだけでは、就職に向けた意欲が十分に伝わらないと判断されてしまいます。
ハローワークを利用する際は、単なる情報収集にとどまらず、面談やイベントへの参加など、行動をともなう取り組みを意識しましょう。
求人募集中の企業に問い合わせのみ行った
求人を出している企業に電話やメールで問い合わせをするだけでは、求職活動の実績としては認められません。実際に応募していない場合、就職に向けた具体的な行動とはみなされないためです。
履歴書を提出したり、面接を受けたりなど、就職につながるステップを踏むことが実績として必要になります。問い合わせは企業に関して調べるうえで役立ちますが、求職活動としては不十分です。
企業に連絡を取る際は、応募につなげることを前提に行動すると、実績として認められるためのポイントとなります。
知人や友人に仕事を紹介してもらった
知人や友人から紹介された仕事は、就職につながる可能性があっても、紹介された事実を客観的に証明する手段がないため、求職活動の実績としては原則認められません。
紹介された企業への応募を進めたい場合は、事前にハローワークに相談し、窓口を通じて応募する方法を取ると、実績として認められる可能性が高くなります。
人づての紹介は再就職の手段としては有効ですが、失業給付を受けるうえでは、制度上のルールに沿った記録が必要です。ハローワークを通した行動を取り入れておくと、申請の確実性が高まります。
失業保険の求職活動でよくある質問
失業保険の求職活動に関するよくある質問をまとめました。
- 職業相談のみは求職活動実績になりますか?
- 失業保険のための求職活動の嘘はバレますか?
- 失業保険の給付制限期間中にアルバイトはできますか?
疑問や悩みを解決するヒントが見つかるでしょう。
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失業保険を受け取るには、制度上認められた形で求職活動を行い、実績の記録が必要です。
求人応募や相談など、実績として認められる方法はいくつかありますが、検索や登録だけでは対象になりません。
また、虚偽申告は不正受給とみなされ、給付の返還や資格の喪失につながる恐れがあります。実態に基づいた行動を取りながら、就職に向けた準備を進めていきましょう。
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