元ハロワ職員<br>阿部この記事は、元ハローワーク職員の私が監修しています!
皆さんにより良い情報をお届けいたします。
- 初めての失業保険が振り込まれたけれど思ったよりも額が少ない
- 失業保険の初回の振込額が少ないのはどうして?
このようにお悩みではありませんか?
退職をした方にとって、欠かせないのが失業保険ではないでしょうか。失業保険を利用することで毎月一定額の資金を確保できますが、一方で初回の額が少ないと悩む方も少なくありません。
失業保険の初回の振り込みが少ないのには、理由があります。
元ハロワ職員<br>阿部そこで、本記事では失業保険の初回の振込額が少ない理由や、振込スケジュールなどについて解説します。
あわせて振込スケジュールやよくある質問についても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
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こんなお悩みありませんか?
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失業保険の初回振込が少ない2つの理由

そもそも失業保険の初回振込額が少ないのには、以下の2つの理由があります。
- 7日間の待機期間があるため
- 給付制限があるため(自己都合退職の場合)
ハローワーク側のミスではありません。ここでは、それぞれの理由を詳しく解説します。
7日間の待機期間があるため
最大の理由として、7日間の待期期間があることが挙げられます。そもそも、失業保険を受けるときには退職方法に関係なく、必ず待期期間が設けられています。
受給資格が決定してから7日間の待期期間が設けられており、こちらが終了してから失業保険が支給される仕組みです。
2回目以降は4週間分の額が支給されるものの、初回は待期期間があるため1週間(待機期間)を引いた最大3週間分の手当しか振り込まれません。
待期期間中のアルバイトの可否や、給付制限がなくなるケースを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

自己都合退職の場合は給付制限があるため
続いて給付制限があるためです。自己都合退職の場合は、7日間の待期期間とは別に約1ヵ月〜※3ヵ月の給付制限があります。そして最初の認定日は給付制限中であるため、振り込みはされません。
※過去5年以内に2回、自己都合退職で失業保険の受給をしている場合は、3回目の申請から給付制限が1ヶ月ではなく、3ヶ月となります。
給付制限が終われば振り込まれるものの、タイミングによっては4週間に満たない基本手当が入金されます。
なお、失業の認定日とは失業であることを確認する日です。そもそも失業保険は全員が受けられるものではなく、以下の条件を満たす必要があります。
- 就職できる意思・能力があること
- 求職活動を行っていること
- アルバイト・パートをしていないこと(条件を満たせば可・待期期間と給付制限中は不可)
怪我や病気などによって就職できない、求職活動を行っていないともなれば、失業保険の受給対象外となります。
なお、失業手当の2回目以降に関しては4週間に1回のペースで行われます。
失業保険の初回の振込スケジュール
失業保険の初回振込には、以下2種類のスケジュールが存在します。
- 自己都合退職の場合
- 会社都合退職の場合
退職理由により初回振込のタイミングが変わるため、しっかり理解しておきましょう。
自己都合退職
自己都合退職の場合は7日間の待期期間の後に、翌日から2ヵ月間の給付制限を経て口座にお金が入金されます。そして2回目以降は4週間おきに失業認定日が行われて、問題がなければ失業手当が振り込まれます。
あとは支給終了、もしくは受給期間満了まで失業認定を繰り返すだけです。失業認定では、求職活動を行っていれば問題ありません。
そもそも自己都合退職とは、労働者の個人的な都合で退職をすることを指します。
具体的には結婚や妊娠、引越などライフスタイルの変化、介護など家庭の事情で仕事を辞めるときが自己都合退職に該当します。
自己都合退職で失業保険を受ける場合、会社都合退職よりも期間を要するため注意が必要です。失業保険を早く受け取るために、自己都合退職から会社都合退職への切り替えを考えている方もいるでしょう。しかし、退職方法を変えることはできません。
会社都合退職の場合
会社都合退職の場合は7日間の待期期間の後に、失業手当が振り込まれます。自己都合退職のように2ヵ月間の待期期間がありません。
そして2回目以降の失業認定日では、求職活動を行っているかの確認をされて、問題がなければ振込されます。そして、自己都合退職と同じように失業認定を繰り返すだけです。
そもそも会社都合退職とは、会社側の都合で退職を余儀なくされることです。会社の倒産や業績悪化によるリストラなどが、会社都合退職に該当します。
また、早期退職制度による希望退職、転勤によって通勤が困難になった場合も含まれます。
自己都合退職でも失業保険をすぐにもらう方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。元ハローワーク職員が、具体的な手順を徹底解説しています。

初回の支給日シミュレーション
申請日と区分を選んで、初回の入金目安を確認できます。
自己都合の初回支給
- 給付制限の期間
- 初回支給の認定日
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弊社サポート利用(給付制限なし相当)
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会社都合退職の初回支給
- 第1回認定日
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無料診断・相談はこちら月給別:失業保険のシュミレーション

失業保険といっても、自分がどのぐらい受け取れるのかわからない方も多いのではないでしょうか。そもそも、失業保険は雇用保険への加入期間や給与額によっても異なります。
ここでは、以下の月給別に失業保険のシミュレーションを行ってみましたので、受給額を知りたい方はぜひ参考にしてください。
- 20代:月給20万円での計算
- 20代:月給30万円での計算
- 20代:月給40万円での計算
20代:月給20万円での計算
ここでは、20代で月給20万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給20万円×6ヵ月÷180日で約6,666円
こちらは賃金日額といわれる、社会保険が天引きされる前の金額です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約3,333〜5,555円になります。これに4週間分をかけると、93,324円〜149,324円です。ただしすべてが手取りになるわけではないため、注意してください。
20代:月給30万円での計算
ここでは、20代で月給30万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給30万円×6ヵ月÷180日で約10,000円
10,000円は賃金日額といわれる、社会保険が天引きされる前のお金です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約5,000〜8,000円になります。これに4週間分をかけると、140,000円〜224,000円です。ただし、すべてが手取りになるわけではありません。実際に振り込まれる金額はこちらよりも少ないため注意してください。
20代:月給40万円での計算
ここでは、20代で月給40万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給40万円×6ヵ月÷180日で約13,333円
13,333円は賃金日額となっており、社会保険が天引きされる前の金額です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約6,666〜10,666円になります。これに4週間分をかけると、186,648円〜298,648円です。
ただしこちらも他同様、すべてが手取りになるわけではありません。また、税金の支払いなども考えると、実際に手元に残るお金は予想よりも少なくなるでしょう。
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失業保険受給の生活費の不安がある場合の2つの対処法
失業保険受給の生活費の不安がある場合の2つの対処法は、以下の2つです。
- アルバイトをする
- キャリア支援のサポートを活用する
対処法の特徴や注意点をそれぞれ詳しく解説します。失業保険だけでは生活が苦しい方は、参考にしてください。
アルバイトをする
失業保険の受給中でも、就業とみなされない範囲内であれば、アルバイトをすることが可能です。就業とみなされないためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- 1週間の労働時間を20時間未満に抑える
- アルバイトの契約期間は31日未満に抑える
上記の条件を守ってさえいれば、アルバイトが原因で失業保険の受給資格を失うことはありません。
ただし、アルバイトをしている事実は、管轄のハローワークに報告する義務がある点は理解しておきましょう。
失業保険受給中のアルバイトで、手当を減額されない方法や注意点を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

キャリア支援のサポートを活用する
失業保険の給付額は退職前の収入を下回り、アルバイトも条件付きでしか行えません。そのため、できるだけ早く前職と同等以上の年収帯で転職して、生活費の不安を解消したいと考える方は多いはずです。
しかし、未経験職種や他業種を希望している場合、転職は簡単ではありません。
転職活動をスムーズに進めて、経済的な不安を解消したい方は「ゼロワンキャリア」のキャリア支援サービスを活用するのがおすすめです。
専門家のサポートを受けることで、理想の転職を実現できる可能性を高められます。ゼロワンキャリアのことを詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
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失業保険の初回でよくある質問
ここでは、失業保険でよくある質問を3つ紹介します。
- 失業保険の最初の支給日はいつですか?
- 自己都合退職の失業手当はいつ振り込まれますか?
- 失業保険の初回認定日はいつですか?
- 失業保険が振り込まれないときの問い合わせ先はどこですか?
それぞれの質問に詳しく回答するため、ぜひ最後までご覧ください。
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失業保険の初回振込額が少ない理由は、7日間の待期期間があるためです。また、自己都合退職の場合は待期期間に加えて約2ヵ月の給付制限があるため、時間がかかるうえに振込額も少なくなります。
ただし、2回目以降は4週間分振り込まれるため心配する必要はありません。とはいっても、自己都合退職の場合は振り込まれるまでに最短でも2ヵ月以上の期間を要するため、十分な資金を確保しておくことをおすすめします。
生活費がないと焦って就職活動をしてしまい、短期離職の原因となりかねません。転職活動の場合、「転職に不安がある」「自分に合った仕事がわからない」など仕事に関する悩みを抱えている方は多いことでしょう。
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